カクタスクォーツ(スピリットクォーツ)の意味・効果・石言葉・相性の良い組み合わせまとめ

カクタスクォーツ(スピリットクォーツ)はヒーリング効果をもつといわれる神聖な天然石です。詳しい意味や歴史を紹介します。

目次

カクタスクォーツってどんな石?

カクタスクォーツ(スピリットクォーツ)は主に紫色をした天然石です。ザラメのような小さな結晶が表面に群生し、サボテンのような棘を持つという独特な形をしています。精霊を呼ぶ水晶と呼ばれています。

紫色のものが多いことから、アメジストの変種であるといわれていますが、水晶特有の白系や黄色系のカクタスクォーツもあります。中には酸化鉄の影響で赤色っぽい色合いを出している妖艶なカクタスクォーツもあるようです。

また、産地が南アフリカということもあり現地ではサボテン水晶とも呼ばれているそうです。鉱物として市場に出てきたのはごく最近で、もう一つのスピリットクォーツという名前は、地元で広く用いられているメンソール配合の「スピリット」という洗剤に似ていたことからスピリットクォーツと呼ばれるようになったそうです。

でもこの石は地元部族のシャーマンが、集団瞑想やヒーリングに用いていたこともあり精霊的な暗示力があります。石の性質がこの名前を呼んできたといってもいいかもしれませんね。

カクタスクォーツの効果・意味

精霊水晶とも呼ばれれ、精霊を呼ぶ水晶として言われてきました。細かい結晶たちが光を反射してキラキラと輝く姿は、小さな精霊たちの輝きにも見えてきます。

シャーマンたちが、カクタスクォーツを精霊と語るときや、集団瞑想やヒーリングで使っていたこともあり、大切に崇められてきました。シャーマンはこの石の中に精霊と人が「調和」するという意味を見出したのです。

カクタスクォーツの石の意味は人間関係の調和・団結・絆を深める・潜在意識を高める・家内安全などがあります。とても温かみのある意味を持つ石です。

孤独の中では自分の長所を見失いがちになってしまい、一歩間違うと孤独感と焦燥感に襲われかねません。カクタスクォーツは「調和」を大切にする石です。

自然と仲間たちとの絆を深め、団結力を強化し、チームワークが必要な時などにカクタスクォーツは力を発揮します。協調性を高めるだけではなく、心の奥深いところから人間関係を深く結び付けてくれます。消えかかった絆を復活させるのもカクタスクォーツの力です。

カクタスクォーツのお手入れ方法・浄化方法

浄化に関しては、月の光で癒すか、セージの煙で清めるか、水晶浴をおすすめします。日光浴は褪色の可能性があるので避けたほうがよいでしょう。保管の際も、直射日光が当たらないところでの保管をおすすめします。

カクタスクォーツと相性が良い石の組み合わせ

カクタスクォーツ×アメジスト

カクタスクォーツはアメジストと同じ石。アメジストとカクタスクォーツは調和して相性としては最高の組み合わせです。アメジストは心に平和を与えてくれる石です。

カクタスクォーツ×シトリン

カクタスクォーツの中に黄色い色を持つものがあります。これはシトリンの性質を持ち合わせているので、同系にシトリンとも相性は良い石になります。

カクタスクォーツ×ローズクォーツ

カクタスクォーツの調和、絆を深めるというところからパートナーとの関係をより良好なものにするためにはローズクォーツを組み合わせるとよいでしょう。

ローズクォーツは愛の石でもありますが、癒しのエネルギーにもあふれています。すべての人間関係にしてもありったけの愛を向けることができるようになり、自分に対してのマイナスの感情をやさしくなだめてくれます。

カクタスクォーツと組み合わせることにより、人間関係の調和、絆を深め、忙しい日々の中で自分を許し、内面へ向けての愛をはぐくむことで、人に対する愛の循環を作り出すでしょう。特に仕事を頑張っている女性におすすめです。

カクタスクォーツ×エメラルド

エメラルドは叡智を象徴する石として知られており、愛の力が非常に強い石でもありますが、心身のバランスや感情を安定させるヒーリング効果が強い石です。
自分自身のビジョンを実現するための勇気ある行動をもたらしてくれ、それを守る力を与えてくれます。

エメラルドは人生の転機に、行動力を与えてくれたり、頭を明晰にして記憶力や直観力を高めてくれ、カクタスクォーツが仕事をスムーズに循環させたり、仕事が循環するように働きかけてくれます。
仕事をバリバリ頑張りたいと思っている方に合う組み合わせかなと思います。

カクタスクォーツは珍しい石なので、あまりパワーストーンショップでも販売されていません。出会うことができたらラッキーかもしれませんね。

カクタスクォーツの基本データ

通称スピリットクォーツ
英名Spirit Quartz、Cacutus Quartz、Porcupine
和名精霊水晶、紫水晶
主に紫色
産地南アフリカ

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