数珠とパワーストーンって何が違うの?数珠ブレスレットの効果

数珠とパワーストーンは見た目が似ていますが、意味や効果は異なります。そこで、それぞれの効果をまとめました。また、特に数珠については知っている人が少ないと思いますので、数珠を取り扱う場合の注意点も合わせて紹介します。

目次

数珠とパワーストーンは同じ?

数珠は仏教で使用する法具のひとつ。仏様と繋がり、常に身につけることでご加護を受け護っていただくという目的を持っています。

パワーストーンは石の意味によっても違いがあり、願いごとに応じて石を選ぶことで持ち主の運気を高めてくれるアイテムです。

気軽でおしゃれな運気アップアイテムとして身につけるならパワーストーン、仏様にお守り頂き、ご加護を受けるために使用するのが数珠になります。

そのため、扱いは同じと言えないかもしれません。

数珠とパワーストーンの違い

数珠とは

パワーストーンは力を持つ天然石のことで、石の色や種類、パワーの違いもさまざまです。

持ち主の願いを叶えるサポートによって効能も異なり、開運をはじめ仕事運や金運、健康運や恋愛運など叶えたい願いの目的別によって石を選ぶこともできます。

そのため、可愛いらしいデザインをしたアクセサリーとして売られている商品がとても多くなりました。

パワーストーンとは

数珠はお葬式や法事など仏具としてのイメージが浮かぶと思いますが、もともとは僧侶などが念仏を唱えた回数を数えるための道具とされていました。

仏様との繋がりをもたせ、時代とともにお守りや厄除けとして利用性が増え幅広く大切に使われています。

数珠とパワーストーンはお守りという意味で似ているかもしれませんが、仏様との繋がりを目的としているかなど、考え方や意識する方向によっては大きな違いがあるといえるのではないでしょうか。

数珠がもつ意味

数珠は「数を念ずる」「数を記す」という意味で、珠(たま)を使い念仏を唱える回数を数えることからこの名前がつきました。また、仏様を心に念じながら使うため念珠とも呼ばれ「珠数」「寿珠」などと書かれることもあります。

正式には108個の珠の数でつないだもので、お経を唱えたり祈念するために主にお葬式や法要等で手を合わせる際に使うことがマナーとされています。

なぜなら数珠を持って合掌することが仏様と繋がり、ご縁をもたらす大切な役目があるからです。

そして、持っているだけでお守りになる役割も持っています。

数珠ブレスレットとは?

数珠ブレスレットは数珠のようなデザインを持ち、形の揃ったパワーストーンをブレスレット型に繋げて作られたものを言います。

数珠を持ち歩くのは難しいですが、いつでも身に着けられるようアクセサリーのように自由な形で「数珠ブレスレット」として作られるようになりました。

素材も木製だけでなく、天然石と組み合わせたりすることで数珠のような厄除けなどのお守り効果にパワーストーンのエネルギーもプラスして、気軽に身につけられるアイテムとして人気が高まっています。

数珠ブレスレットを身に着ける場合の注意点

数珠ブレスレットを身に着ける時、どんなことに気を付けた方がよいのか?
いくつかご紹介します。

注意点①

願いごとが多数ある時に、複数を身につけたいと思うかもしれませんが重ねてつけることはあまりおすすめしません。

なぜなら石同士の相性というものがあり、せっかくの効果が薄まってしまうケースがあるからです。

なるべく願いを絞ってパワーを集中するようにしましょう。

注意点②

身に付けたらずっとそのままにするのではなく、浄化をする日を作ってあげましょう。

満月にあてたり、セージの煙に燻らせたりと石によって最適な浄化の方法も違ってきますので石の特性を調べてから行うとブレスレットがいつでも良い状態で保たれます。

注意点③

数珠ブレスレットは本来の「数珠」の代用にはならないため、葬儀の場などで使うことは失礼にあたる場合があります。そういった場ではきちんとした本来の数珠を持つ方がよいでしょう。

注意点④

数珠は仏事では左手で持ちますが、
数珠ブレスレットの場合は利き手と反対の腕に着けるとよいでしょう。

良い気は利き腕の反対から入ってきて利き腕から出ていくという意味や、普段使わない方の手の方が清浄という意味あいもあるようです。

「普段あまり使わない手」=「きれいな手」の側に着けるというのが一般的です。

さいごに

自分自身を守ってくれる数珠ブレスレット。それぞれの意味を知った上で活用すると、効果もさらに大きく受け取れるのではないでしょうか。

これだ!と決めたブレスレットと出会えたなら、そのご縁を大事に身につけていってくださいね。

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