天台宗の数珠にはどんな特徴がある?正しい使い方

「天台宗ってどんな宗派?」と疑問に思いますよね。天台宗は長い歴史をもつ宗派です。基本的な情報や天台宗の数珠について詳しく紹介します。

目次

天台宗ってどんな宗派?

天台宗と耳にしたことはあるかもしれませんが、その意味を聞かれるとなかなか答えることができないという人も多いかもしれません。そこで、天台宗についての歴史を紹介していきます。

天台宗とは?

天台宗は中国から伝えられたとされて言われています。天台宗はほかの言い方では、天台法華宗と呼ばれることもあるそうです。

また、天台宗の信徒たちは故人と遺族たちがともに仏堂に行くことを目的として開かれた宗派として知られているようです。

天台宗の歴史

天台宗の歴史はとても古く、日本においても代表的な宗派の1つとして知られています。日本人であれば天台宗のことを一度は耳にしたことがあるという人がほとんどいるかもしれません。

それほどまでに世間に知られている宗派となっているようです。

天台宗の歴史・言い伝え

天台宗の歴史は平安時代の初期頃に日本に伝えられてきたという言い伝えがあると言われています。

日本においては天台宗の宗派が代表的なものだとされていますが、近年においては日本をはじめベトナム・中国にも広がりをみせ、信徒を増やしてきているとされています。

天台宗の数珠の特徴

ここで天台宗で用いられている数珠の特徴について紹介していきます。宗派によって数珠の特徴はそれぞれ異なるもので、天台宗もほかの宗派とは異なる部分があります。

天台宗の数珠について

天台宗の数珠は天台宗の人たちが使うことができる数珠として扱われています。それは、ほかの宗派に属している人が天台宗の数珠を使うことができないと言われているようです。

また、男性用の数珠の方が女性用の数珠と比べてみるとわずかに大きさが異なるのも数珠の違いになります。数珠の珠の数は人の煩悩の数と言われているように108個存在していると言われており、数珠を手にすることによって煩悩を消し、清らかな心にしてくれるともされています。

天台宗の数珠の使い方

天台宗独特の数珠の持ち方、使い方があります。それを知らずにほかの宗派がおこなっているような数珠の使い方をしていると恥ずかしい思いをしてしまうので天台宗ならではの数珠の使い方を覚えておくと良いでしょう。

天台宗の数珠の使い方について

天台宗において数珠の使い方に特徴が見られます。まず、数珠の持ち方としては、両手の人差し指と中指の間にかけふさは下に向けて両手を合わせるという形を取ります。

また、数珠を手にし移動するときには数珠を二重にして左手に持つことが一般的だとされています。その際にもふさの部分は下の方向に向けるのが正しいマナーの1つだと言われています。

おすすめの天台宗の数珠

数珠の種類も増え、数珠に使われている素材もさまざまなものが増えてきました。「大人が使っているから同じ素材のものを使った方が良い」と思う人もいるかもしれませんが、数珠は故人のセンスで選んで構いません。

自分が良いと思ったもの、直観で惹かれ選んだものが自分にふさわしい数珠になることでしょう。

知っておきたい天台宗の数珠の選び方

天台宗においてこれが絶対に良い、と決まったものはありません。数珠に使われている素材にもいろいろなものが増えてきていますし、さまざまなカラーを持つ数珠も増えてきていることから自分の好みのものを選ぶことができます。

また数珠といったものは生涯かけて同じものを使い続けることが一般的なものです。そのため何度も新しいものに買い替えるものは避けた方が良いでしょう。糸が切れてしまったり、珠が傷ついてしまったときにもメンテナンスをしてくれる場所があるので依頼することができます。

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