「略式数珠と本式数珠の違いが分からない!」と、数珠の基本的な知識がわからないといざというときに困ってしまいます。そこで、本式数珠と略式数珠のそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

略式数珠を選ぶべきか、本式数珠を選ぶべきなのか参考にしてみると良いでしょう。

天台宗の数珠とは

天台宗の数珠は天台宗派の方だけが持つことを許されているとされている数珠のことを言うようです。ほかの宗派に属しているにもかかわらず、天台宗の数珠を持ち歩いているのはマナーが悪いと見られるので注意しましょう。

天台宗の数珠について

天台宗の数珠には、基本的に3種類のサイズがあります。

  • 9寸サイズ
  • 8寸サイズ
  • 太平天台

このように3つの種類に分かれて呼ばれているのが天台宗の数珠になります。

一般的には男性が持ち歩くとされているのが9寸サイズのもの。女性が持ち歩くとされているものが8寸サイズのものだとされています。残りの太平天台と呼ばれているものは僧侶の方が持つとされている数珠になります。

天台宗の数珠を買うならなにがおすすめ?

おすすめの数珠

天台宗の数珠を買おうとするといろいろな素材のものがあり戸惑ってしまうかもしれません。最近では木材だけでなく透明感がある天然石を素材としている数珠も増えてきているためさらに戸惑ってしまうでしょう。

そんなときには、ぱっと眺めてみたときに「自分はこれが良い」と思えたものを選ぶことがおすすめとなります。

おすすめの天台宗の数珠

天台宗の数珠にも近年では使われている素材も増えてきています。昔ながらに木材や天然木を使用して作られている数珠もありますし、透明感が素敵ということで天然石を使用している数珠も見られるようになってきました。

そのなかでどれが正しい、というものはありません。お客様が直観で選んだものがおすすめの数珠と言われているようです。

本式数珠と略式数珠のちがい

天台宗にも大きく分けて2種類の数珠に分けることができます。そのなかには、本式数珠と呼ばれているものと略式数珠と呼ばれているものがあります。

では、本式数珠と略式数珠の違いとはなんなのか、ここで紹介していきましょう。

本式数珠とは

本式数珠はそれぞれ存在している宗派でしか使うことが許されていない数珠のことを言います。そのため、葬儀によっては家によって宗派が異なる場合があり、数珠も用意し、使い分けなければならないので少々面倒に思う人もいることでしょう。

略式数珠とは

略式数珠は宗派に関係なく、どの宗派においても使用することができる数珠のことを言います。どの宗派の葬儀においても1つの数珠を用意しておけば使い分ける必要が無いので略式数珠を選んで使っている人も多いとされています。

天台宗の本式数珠のメリット・デメリット

天台宗に存在している本式数珠にもメリット・デメリットがあります。では、どんなメリット・デメリットがあるのか紹介していきましょう。

本式数珠のメリット

  • 宗派に沿ったときに使用できる
  • 喪主になったときに本式数珠がマナー
  • 珠の数が決まっている

本式数珠は日蓮宗といった宗派に使うものが一般的です。しかし、たまたま葬儀に出た宗派が日蓮宗でなかった場合、数珠を買い替える必要があるでしょう。

異なる数珠で参加することは周りから見ればマナー違反・常識が無い人として見られてしまうので大人として恥をかいてしまうかもしれません。

本式数珠のデメリット

  • ほかの宗派のときには使用できない
  • 身内や宗派によって数珠を使い分ける
  • 宗派が分からないときに戸惑う

本式数珠のデメリットとしてまず言えるのは日蓮宗以外の葬儀などには使うことができないという点にあります。周りの人が全員数珠に注目しているかどうかは分かりませんが、それでも立派な大人としてのマナーとして守るべきルールがあります。

親戚や友人の葬儀において宗派が分からないときには本式数珠を使うわけにもいきません。どうしても宗派が分からないときには最初に失礼を覚悟のうえで宗派を尋ねるようにしましょう。

略式数珠のメリット・デメリット

本式数珠にメリット・デメリットがあるように略式数珠にもメリット・デメリットがあります。

では、略式数珠に関してのメリット・デメリットを紹介していきましょう。

略式数珠のメリット

  • 宗派に関係なく使える
  • 宗派が分からなくても使用できる
  • 素材に困らない

略式数珠はどんな宗派であっても使うことができる数珠になります。例え、宗派が分からない葬儀に参加するときであったとしても略式数珠1つさえ持っていれば恥をかくことはありません。

数珠にはいろいろな素材が使われるようになってきていますが、素材の良し悪しで周りから嫌な目で見られるようなこともないでしょう。

略式数珠のデメリット

  • 地域によっては数珠の素材に気を付ける
  • 腕にはめるタイプはマナー違反
  • 宗派が分かったときに新たに揃える必要がある

ただし、地域によっては略式数珠の素材に気を付ける必要があります。例えば木製のものは良くても天然石素材を使っている数珠はいけない、といったマナーもあるので場所によって使える数珠の素材があることを調べておきましょう。

また、腕にはめるタイプの数珠も出回るようになってきています。しかし、このタイプの数珠は本来であれば葬儀などで使っても良い数珠ではありません。どちらかと言うとおしゃれ感覚で使うものなので葬儀ではマナー違反となるでしょう。