上級者向け!ワイヤーをつかった数珠ブレスレットの作り方とは

手作りの数珠ブレスレットは、意外と簡単に作れるのをご存じですか?大人はもちろん、お子様にも気軽に作ることができるでしょう。でもワイヤーを使ったハンドメイドは少し作り方にコツがいるかも。

ワイヤーを使用した数珠ブレスレット作りに必要な道具と、おすすめの作り方動画を紹介します!

目次

手作りブレスレットの種類

ゴムで作るブレスレット

ゴムで作る数珠ブレスレットは、作り方がシンプルで初心者やお子様におすすめ。ゴムは伸縮するため、つけやすく外しやすいのが特徴です。シリコンゴム・オペロンゴムといった名前で発売されています。

金属アレルギーの方は、ワイヤーが使用できないためゴムか紐を使用しましょう。ゴムは扱いやすいのがメリットですが、伸びてしまったり切れてしまったりというデメリットもあります。

ワイヤーで作るブレスレット

ワイヤーで作る数珠ブレスレットは、少しコツが必要な部分があります。ワイヤーを使用したアクセサリーは、作り方が上級者向けと言えるでしょう。

ワイヤーを切ったり丸めたりするには、ペンチ・ヤットコといった金具が必要です。小さなお子様には少し作業が難しい部分があるかもしれないので、親御さんが手伝ってあげましょう。

ワイヤーを使ったブレスレットの性質

ひもやゴムと比べて切れない

ひもやワイヤーはある程度の期間使用していると劣化してしまうため、ブレスレットが切れる可能性があります。ブレスレットが切れると石をなくしてしまうかも。

ワイヤーは金属のため切れてしまう可能性はほとんどありません。ゴムと比べ着脱には少し手間がかかりますが、切れにくさを重視する人はワイヤーブレスレットがおすすめです。

ワイヤーの種類はいろいろ

ワイヤーにはさまざまな種類ありますが、特におすすめなのが「サージカルステンレスワイヤー」です。医療用器具などにも使用されるステンレスでできており、ワイヤーのなかではアレルギー性が少ないとされます。腐食しにくいというメリットがありますが、ほかのワイヤーと比べて硬いため力が必要かもしれません。

ほかにもワイヤーには、銅・ステンレスなどの金属があります。

ワイヤー数珠ブレスレットを作りたい!準備するもの

ワイヤー

ワイヤーブレスレットには、もちろんワイヤーが必要です。ワイヤーは100円ショップやハンドメイドショップ、手芸用品店で購入できます。色や素材などはラインナップが豊富。こちらは好みのものを使用して構いません。

天然石

数珠ブレスレットに使用する天然石はあなたの願いや希望、好きなカラーのものを選びましょう。ほしい粒だけ買うのも、いろんな種類をまとめて買うのも自由。天然石を選ぶときはとても楽しいですよね。

つぶし玉・留め具

つぶし玉とは、ワイヤーに通したパーツを留めるときに使用する金具のこと。かしめ玉とも言われます。ワイヤーにパーツを通したあと、そのままではワイヤーの先端からパーツが抜け落ちてしまいます。このとき、つぶし玉を使用することでワイヤーの両端を処理できます。

留め具は、ワイヤーの端と端につけひとつの輪にする金具のこと。カニカン・ナスカン・丸カンなどの種類があります。ゴムブレスレットの場合はゴムが伸縮するため使用しませんが、ワイヤーブレスレットには必須。好みにあった留め具を選びましょう。

ペンチ・ヤットコ

ペンチは、ワイヤーを切ったり曲げたりする工具です。ヤットコは、ペンチのように切断することはできませんが、ワイヤーを曲げることができます。どちらの工具を使用してもかまいませんが、ペンチは切断・曲げどちらもできるため1本あると便利。

ペンチを使用するときは内側が平らのものを使用しましょう。内側に凹凸があるとパーツを傷つける可能性があります。

ワイヤーを使った数珠ブレスレットの作り方

ブレスレットを作る前に、動画やWEBサイトで作り方をチェックしておくとよういでしょう。作り方の手順のイメージが湧きやすくなります。

1.腕周りの長さに合わせて石を並べる

まずは腕周りの長さを測ります。ワイヤーに石を通す前に、腕周りの長さに合わせて石を並べてバランスが良いか、デザインがおかしくないかなどをチェック。この時点では石の順番や種類の変更が可能なので、しっかりと決めておきましょう。

2.ワイヤーの端につぶし玉をつける

ワイヤーの端に「つぶし玉」をつけます。つぶし玉をつけないとワイヤーに石を入れても外れてしまいます。ワイヤーを切ったらはじめにつぶし玉をつけることを覚えておきましょう。

3.(1)の順番に石を通す

ワイヤーの端につぶし玉をつけたら、ワイヤーに石を通しましょう。並べたデザインと差異がでないよう注意が必要です。

4.反対側につぶし玉をつけて、留め具を固定

次に、最初つぶし玉をつけたように反対側にもつぶし玉をつけましょう。ワイヤーをひっぱってたるみをなくしたら、つぶし玉をセットしてつぶします。

つぶし玉の端に丸カンをつけて好みの留め具をつけます。

5.余分なワイヤーを切り落とす

最初に長めにワイヤーを切っていると最後に余分なワイヤーが数cm出てきます。こちらはもう必要ないのでペンチで切り落とします。これでワイヤーブレスレットの完成です。

以下は、ワイヤーブレスレットの作り方を紹介する動画です。上記の基本的な作り方を応用できるので、いろんなアクセサリー作りに挑戦してみましょう。

ワイヤーを使って綺麗なブレスレットを作るコツ

ワイヤーブレスレットを作るとききれいに作るコツは「デザインを決めておくこと」です。上記で紹介した作り方の「1」で説明しているように、ワイヤーに通す前の石を並べるところがポイントです。

左右対称になっているほうがバランスと見栄えがいいですよね。また色味や石の大きさ、ロンデルなどの金具とのバランスも重要。なかなかデザインが決められない方は、ネットショップで販売されている既製品のブレスレットを参考にしてみましょう。

関連記事

カテゴリーCategory