イミテーションパールに注意!本物の真珠を自分で見分ける方法

あなたが持っている真珠は本物ですか?またイミテーションパールを持っている方は、どの種類のパールかご存じですか?

実はイミテーションパールにもいくつかの種類があり、加工方法や価格、用途はさまざまです。そこでイミテーションパールの種類、本物の真珠の見分け方を徹底解説します!

目次

イミテーションパールとは

イミテーションパールとはその名の通り、人工真珠・模造真珠のことを意味します。

お手頃な価格で購入できることから、カジュアルなファッションを好む方、ハンドメイドパーツ、本物は買えないがパールを身につけたい方に人気です。イミテーション=偽物ということはなく、古くからさまざまな用途で用いられています。

イミテーションパールには、ガラスパール・プラスチックパール・貝パール・コットンパールがあります。イミテーションでありながらも高品質で、一目では本物との違いが判別できないものも多く存在します。

貝パール

貝パールは養殖真珠に使用する貝で作られた核に真珠箔が加工されたもの。真珠箔とは、真珠のカラーに似た塗料のことです。これをビーズに塗布し真珠のような色と輝きを与えます。

イミテーションパールのなかでも本物に近い質感と重量で、最も見分けが付きにくいとされています。もちろん本物の真珠と比べてもリーズナブルなため、見た目を重視したイミテーションパールを購入するときは、貝パールがおすすめです。

プラスチックパール

プラスチックパールはプラスチックの粒に真珠箔が加工されたもの。冠婚葬祭以外でのファッションやデイユースとして利用するのがおすすめです。

ガラスパール

ガラスパールはビーズの核に真珠箔が加工されたもの。プラスチックパールと比べ比較的重量があり、光沢があることが特徴です。こちらもリーズナブルな価格で購入できます。

コットンパール

コットンパールはコットンを丸く圧縮し真珠箔で加工したもの。コットン(綿)で作られているため本物の真珠やイミテーションパールのような輝き・ツヤはありません。表面に凹凸があるのが特徴です。非常に軽いため衣類のパーツ、ピアス・イヤリングなどのパーツとしてよく使用されています。

本物の真珠の特徴

一粒一粒の形状・大きさが若干異なる

海のなかで真珠ができるまでに数年かかります。長期間自然で育つため、本物の真珠の場合、若干のくぼみがあったり完全な球体ではなかったりと、一粒に個性があります。

糸を通す穴が均一・きれい

パールネックレスには真珠の両サイドに糸を通すための穴が加工されています。本物の真珠に開ける穴は、真珠専用のドリルで開けているためとてもきれいです。イミテーションパールの穴は、穴の開け方が雑だったり表面の真珠箔がはがれていたりとあまり丁寧ではないものも少なくありません。

本物の真珠を自分で見分ける方法

形状・大きさがほぼ同じ

プラスチックパール・ガラスパールの場合は真珠の核が丸く加工されているため、粒の大きさ・形状がほぼ同じ。不自然に粒が揃いすぎている場合はイミテーションパールの可能性が高くなります。

ブラックライトを当てる

本物の真珠をブラックライトに当てると青く光ります。一方イミテーションパールの場合、青く光らず白いまま。最も簡単な判別方法です。

500円から1,000円程度で購入できるブラックライトも発売されています。ほかにも用途があるので、ひとつ持っておいてもいいかもしれませんね。

本物の真珠の値段

本物の真珠の場合、真珠の種類や産地、品質にもよりますが冠婚葬祭用のネックレスの場合、50,000円から100,000円の価格帯で販売されています。粒が大きいもの高品質のものは、200,000円以上のものも。自然のなかでできるもののため、条件がより揃ったものほど高価になります。

真珠の種類

本物の真珠には大きく分けて5つの種類があります。冠婚葬祭の定番「アコヤ真珠・花珠真珠」、黒光りする華やかな「タヒチ真珠」、ゴージャスなカラーが特徴の「南洋真珠」、可愛らしい見た目で普段使いしやすい「淡水真珠」です。

どの真珠にもそれぞれの個性があります。カラーが異なるため、TPOやファッションに合わせたものを使用しましょう。

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